『安中市土地開発公社巨額詐欺事件 和解10年後の対応説明会』

報告会の様子(12月19日 松井田町文化会館)




安中市の巨額詐欺事件とは

 1995年5月  安中市土地開発公社の経理担当を兼務する市の職員が
          1987年から1995年にかけて、群銀から約48億円を騙し取った事件が発覚。
          安中の「巨額詐欺事件」と言われている。
          市の公金からも約3億円を横領。総額51億円にのぼる巨額詐欺・横領事件。



最長「100年ローン」で24億円余返済 元職員詐欺事件 安中市と群銀和解

  群馬県安中市の土地開発公社を舞台にした元職員の48億円の「巨額詐欺事件」で、
 騙されて融資した群馬銀行(本店・前橋市)が、取られた33億8600万円とその利息の返済を
 土地開発公社と経営母体の安中市に求めたいた民事訴訟の和解が98年12月9日、前橋地裁で成立した。
  事件は、公社の経理担当を兼務する市の元男性職員(48)が1987年から95年にかけて、
 同銀行安中支店から公社の事業費名目などで約48億円をだまし取ったもの。
 このうち、時効分を除いた約32億円分について、詐欺罪などで起訴され、懲役14年の実刑判決を受けた。
 この事件で、銀行側は95年、「公社と市に使用者責任がある」として貸金返済を求める民事訴訟を提訴。
 前橋地裁は、98年8月に和解案を提示、これをもとに交渉が進められ、12月9日に合意に達した。

 その内容は、
 @銀行側は返済請求額のうち、9億3600円と10数億円に上る利息と損害遅延金の支払いを免除。
 A土地開発公社と安中市が連帯して残りの債務24億5000万円のうち、4億円を98年12月25日に支払い、
  99年から10年間は2000万円ずつ分割で返済。その後は同公社の財政状況や経済情勢の推移を見ながら、
  年間支払額が2000万円を下回らない範囲で返済するというもの。最長で103年かけての返済になる。








合併前には、巨額詐欺事件の負債の話は隠されていた?

 『安中市の土地開発公社事件のツケが松井田町に回されるというのは、某政党のデマ宣伝です。
 22億円の返済は、土地開発公社が年2000万円返済しています。102年返済。一般会計とは別です。』ので
 合併しても住民には影響ないと言っていた議員さんも居たようですが、公社が100年間返済を続けることが出来る
 保証はありません。市民の税金から持ち出す場合も考えられます。
 ついに、松井田町でも巨額詐欺事件の尻ぬぐいの説明会を開いて住民の理解をいただくことが必要になってきたようです。
 2008年12月19日に松井田町文化会館で巨額詐欺事件 群銀との和解10年後の対応についての説明会が開催されました。
 説明会の名称は、『安中市土地開発公社不詳事件和解10年後の対応についての報告会』となってます。
 当日の資料をダウンロード出来ます。

  
103年ローンを10年返済した節目の交渉結果は?

説明会配付資料;安中市長コメント



不思議な和解条項 融資する側は内容を精査しないで貸し出すのか?

説明会配付資料;群銀との和解条項



説明会配付資料;群銀との民事訴訟に関わる和解以降の経緯



前代未聞の103年ローン 群馬銀行と安中市の合意書

説明会配付資料;群銀との合意書(平成10年12月25日)







説明会を聞いた松井田住民の感想をまとめました。

これでいいのか?安中市!!!













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