『2006年4月 安中市長選挙』のコーナー
新幹線 安中・榛名駅前の風景
【安中市市長選挙結果】
平成18年4月23日執行の安中市長選挙の結果は以下のとおりです。
岡田 義弘氏 新人 元県議 11583票 当選
中島 博範氏 現職 市長 10725票
早川 正雄氏 新人 学習塾経営 6316票
小川 賢氏 新人 会社員 2666票
安中市長選は4人が立候補する激戦となったが、投票率は60.66%と前回の旧市長選の72.70%から大幅にダウンし、
旧安中市での市長選の過去最低も下回った。
特に合併への反対感情が強かった松井田町地区は約55%(推計)と際だって低かった。
無理な合併に対する町民の失望感が大きいため投票率は低かったが、投票に行った人は
挙って現職中島氏(合併協議会会長)の対立候補に投票したことが中島氏落選の原動力となった。
昨年9月の松井田町長選挙における現職の落選、今回の安中市長選挙における現職の落選と、
住民の意向を無視、若しくは住民を納得させる説明無しに合併に突き進んだことに対して
住民感情が火を噴いた結果と言っても良いでしょう。
民主主義社会における因果応報を見ることは出来ましたが、碓氷郡松井田町に戻れないのは残念です。
≪新安中市市長 岡田義弘氏の選挙公約≫
@ 小学校卒業までの医療費軽減
A 第3子の保育無料化
B ごみ袋無料化
その他、松井田地区に配布されたチラシでは、
・新市庁舎の建設は行わない。
・新幹線駅前のホールは造らない。
・合併特例債は使わない
というようなことが記載されておりました。
新市民は、新市長の公約の実現に向けて協力していきましょう。
【合併後の安中市市長選挙】
3月18日に碓氷郡松井田町を吸収合併する安中市では、2006年4月23日に市長選挙が行われます。
住民意向調査で73.65%の住民が合併への反対意思を表明したが合併が強行された松井田町町民にとって、
この選挙は、「合併の進め方」への評価を表明できる最後で唯一の機会です。
今回の選挙の位置づけは、
合併協議会会長の業績を追認する信任投票か、住民の意思を踏みにじった合併協議会への批判を示すか、
更なる大規模合併に突き進むか、
何れにしても、合併したことに関する町民の審判が下される大事な選挙です。気落ちして棄権せずに必ず投票に行きましょう。
松井田町、及び安中市には、残念ながら選挙公報配布の制度がありません。
有権者にとって候補者の資質を判断する手段が無いと、的確に候補者を選定、投票することが出しません。
その結果、不適格と思われる首長や議員が町民の意向を無視して暴走し合併に至ったという残念な結果がもたらされました。
住民の意向を踏みにじって政策を強行するような首長や議員が選ばれないよう候補者を見極めて投票する事が重要です。
候補者を選ぶ際に、選挙公報による成文化された公約、資質、見識に関する情報の提供も無しに候補者を
選ばせる安中市、松井田町の選挙制度は大いに問題があります。
今回の選挙では、そのよう事態にならないよう、当ホームページでは、客観的な立場から、
公職選挙法に抵触しない範囲において候補者についての情報を提供していく所存です。
(告示後の選挙期間中は、公職選挙法の規定に則り、このコーナーは閉鎖します。)
市長候補の皆様、アンケート用紙が届きましたら御協力お願いします。
候補者アンケート(市町候補版)
当会からのアンケートに対して、回答いただけたのは小川候補のみで、他の候補者の方からは返信いただけませんでした。
そこで、回答いただけない候補者の政策比較が上毛新聞に載っていたので紹介します。
安中市でも住民投票が否決されて合併が進められました。
住民の意向を尊重しようと言う候補者は、残念ながら1名のみしか居ないようです。
市長候補者から町民(新市民)の皆様へのメッセージ
(返信いただけない候補者は、その旨を記載しました。)
(到着順に掲載、但し、未着候補は無作為に配置)
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